2021/12/06 22:47

こんにちは!ジェムハウスピアです。

ついに12月ですね!クリスマスに年末年始。師走があっという間に過ぎ去っていきそうですね。

さて、今回は12月の誕生石、トルコ石(ターコイズ)とラピス・ラズリタンザナイトのお話です。
実は以前にタンザナイトの紹介をたくさんしてしまったため、今回はトルコ石とラピス・ラズリについて詳しく説明していきたいと思います。

トルコ石は不透明な水色が特徴的な石ですね。
その海の色のような色彩で、昔は海の旅のお守りとして人気だったといわれております。
人類最古の宝石の一つであり、今もなお愛される宝石ですね。



実はトルコ石、天然のそのままのものは少ないといわれております。
天然ではないなら何なのかと言われると、一般的に宝石として扱いやすいように加工が加えられている宝石なのです。

なぜそんことをするのか?と言われると、トルコ石、実はとてももろく、壊れやすい加工しにくい宝石なのです。
目には見えない無数の穴が開いている宝石のため、割れやすく、汚れやすい
実は加工前のトルコ石は指紋や皮脂が付くだけで汚れてしまうそうです。
そのため、ほぼすべてと言えるくらいに、
それを改善し宝石として、割れにくく美しさを継続できるように加工を施されている宝石、それがトルコ石です。
一般的にはトルコ石=ターコイズですが、日本では加工前の石をトルコ石加工後の石をターコイズと呼び分けることもあるそうです。(諸説あり)


トルコ石ジュエリーの中に練トルコと言われるものがありますが、これは粉々のトルコ石を再び石のように固めなおしたものであり、
比較的低価格で、加工がしやすいため可愛らしいデザインのものもあります。
なので、最近は練トルコのジュエリーも若い子などにも人気が高まってきていますね。



トルコ石の石言葉は 成功 だそうです。
古来より「自分で手に入れるより人から与えられると幸せになる」と言われているくらいお守りとして人気の宝石だったようです。
また昔の人々はトルコ石を<地球を取り巻く美しい空>をあらわす神の石としてあがめていたという話もあるそうです。

6000年たった今でも宝石として、人々の中に存在するトルコ石
その歴史と人気にただ感嘆してしまいます。

そんな心安らぐ空と海の色の宝石、トルコ石はいかがですか??


またまた長くなってしまいましたので、ラピスラズリはpart2にて。