2022/03/23 07:13

こんにちは!ジェムハウスピアです!

あっという間に三月も終わりですね…!新しい春がきます!新生活の季節ですね(^^)


さて今回は前回入り切らなかった3月の誕生石、珊瑚とアイオライトについてです。


珊瑚といえば日本人では真珠と並んで愛されてきた海からの贈りもの、深海千メートルから地上に出てきた宝石ですね。

実は古来より宝石として、またはお守りとして各地域で愛されてきた宝石なのです。



その種類は赤珊瑚 ピンク色の珊瑚(ぼけ珊瑚)、白珊瑚(ミッド珊瑚)と様々あります。

珊瑚は真っ赤な珊瑚ほど高価値と言われ、血のような赤い珊瑚を血赤珊瑚といい、その血赤珊瑚が大きければ大きいほど、より完璧なものであるほどとても高価なものと言われておりました。

というのも、珊瑚、とても脆い宝石でもあり、長い間海にいるため傷などがないものというのがとても手に入りにくい。

なので、傷がなく色むらもなく、真円に近い形のサイズが大きい血赤珊瑚を所有しているというのは、大きなステータスでもありました。

実は赤珊瑚はもう珊瑚は枯渇状態・・!これからさらに高価値の珊瑚は値上がりしていくといわれております・・!


珊瑚は血赤珊瑚のように真っ赤なものほど高いと言われていますが、ピンク色のボケ珊瑚というものがあります。



日本では比較的手に入りやすい宝石で、ヨーロッパでは、「天使の肌」と言われ可愛らしさが強い珊瑚ですね。

こちら珊瑚、真珠と同じように、汗や水、薬品にとても弱い特性を持っています。

なのでお持ちの珊瑚汗や水にぬれたままにしておくと珊瑚が痛んで色むらや変色の原因に・・!

なので、ご使用後は綺麗に拭きあげて保管してあげるのがおすすめです。

また、珊瑚は偽物がとても多く存在する宝石です。

珊瑚をご購入の際は十分お気をつけてご検討されてくださいませ。


さて次は新しく誕生石に加わりましたアイオライト。



実はカジュアルな宝石として今までも皆さんに愛されてきた宝石です。

和名は「菫青石」。見る角度によって色が変わって見えるというちょっと神秘的な一面を持つ宝石です。



表面から見ると青色なのに、真横から見ると水のように透き通って見える「ダイクロアイト(二色の色)」のコントラストがよりはっきりしているものほど高価値と言われています。

ギリシャ語で菫を意味する「イオス」が語源と言われ、またサファイヤに似た色合いでスリランカの川底から採取されるため「ウォーターサファイヤ」の異名も持ちます。

菫色が魅力的な宝石ではありますが、昨今では菫色の中にインクルージョン(内包物)を含むブラッドショットアイオライトというの徐々に人気を博しているとのこと。

角度によって内包物が発光するアベンチュリン効果があるものもあるそうです。

美しい夜空にきらきらした輝きが見える石。ミステリアスな宝石ですね。


三月の誕生石。

透明感のある清楚な美しさ 海の宝石 アクアマリン

海の長い歴史を感じる高貴な宝石 珊瑚

夜空を感じさせるミステリアスな宝石 アイオライト

それぞれに魅力的な三月の誕生石はいかがでしょうか??