2022/05/19 23:19

こんにちは!ジェムハウスピアです!

熊本は暑かったり肌寒かったりを繰り返し、なかなか体が追い付かない日々が続いております。
今年の梅雨は線状降水帯の影響が大きいとニュースでも言っているので気を引き締めなくてはと思っております。

今回は去年のブログではさらっとしかながさなかった翡翠について詳しくご紹介したいと思います。
今の若い方は翡翠と聞いてもピンとこない方も多いかもしれません。
私たちの祖母の頃は翡翠を持っているということが宝石好きの中では一つのステータスだった時代もあったのですが、
今は人気は低迷している感は否めません。

と言ってもこの翡翠、日本ではとても縁深い宝石の一つであり、
古来より好まれ、その翡翠色と称される色を日本人は馴染み好んで参りました。
今でも翡翠色した車とか乗り物とか鳥とか人気ですよね。


この翡翠、実は日本で称しているものはとてもあいまいです。
というのも、翡翠と呼ばれる石は実は、海外ではジェダイト ネフライト という異なる別の鉱物を日本人はまとめて翡翠と呼んでいるからなのです。

なので翡翠を持っているといっても、実はジェダイトなのかネフライトなのかで価値が全然違ったりするのです。

ジェダイト「硬玉」または「ヒスイ輝石」と呼ばれ、宝石と呼ばれる翡翠は実はこちらのみなのです。
日本では古来は勾玉などに使われ権力者の象徴でもありました。
実は日本が世界最古の産出地と言われるほど昔から日本にある宝石です。


それに対してネフライト「軟玉」と言われます。というのもジェダイトよりも硬度が低いからですね。
こちらは宝石としては認識されない鉱物になります。
古代中国ではこちらを宝石と称しておりましたが、それはジェダイトが採れなかったためだといわれております。
そして、いまだにこちらをジェダイト(翡翠)と偽って販売している国もあるので、混合して認識されてしまうことが多くなってしまった・・。というのが翡翠の混ざってしまった原因の一つでもあるようです。

かたや宝石店でとても高額で、かたやお土産屋さんでお手頃に買える・・というのがうまれてしまったのはこういうことだったんですね。

翡翠はキツネ石と呼ばれることがあるそうです。というのも本物を見分けるのがとても難しい という意味合いがあるそうです。
ジェダイトとネフライトの見分け方には光が重要という話もありますが、難しい話になってまいりますので割愛ということで。

人気が低迷しているといってもその価値はどんどんと上がってきております。
本当に美しいと思える翡翠 そんな翡翠に会えると、日本人の血が騒いでしまうのも仕方がないことですよね。

ジェムハウスピア、本店 支店にも翡翠 ございますので、
癒しの高貴な石どうぞご覧くださいませ。

皆様のご来店スタッフ一同心よりお待ちいたしております。